放射線治療で治す癌【医師と一緒に癌を根治】

病棟

すい臓に発生するがん

女の人

発症数と死亡者数

すい臓に発生したがんをすい臓がんと言います。がんの中でも予後不良となる可能性の高いものとされており、死亡する確率も高くなっています。女性よりも若干男性に多く発症する傾向がありますが、あまり大きな性差はないとされています。また、60歳以上の高齢者に発症しやすいがんでもあります。すい臓がんで死亡する人の数は増加傾向にあるとされていますが、発症数自体はここ数年変化が見られないと言われています。それは、中年以降の世代の人口増加に伴い、すい臓がんによる死亡率が増加していることが原因と考えられています。なので、このままの状態であれば患者数はどんどん減っていき、すい臓がんによる死亡者数は減少していくと考えられます。しかし、がん全体の発症数は割合的に見て増加傾向にあるため、必ずしもすい臓がんの発症数が減少するとは限りません。

すい臓の役割とは

すい臓は胃の裏側に存在する細長い臓器です。すい頭部、すい体部、すい尾部の3つの部位があります。すい臓の主な働きは、消化液の分泌とホルモンの分泌です。すい臓から分泌された消化液は十二指腸に送られ、炭水化物、タンパク質、脂質などを分解します。何らかの原因によってすい臓内で消化液の活性化が起こると、すい臓自体が消化液で分解されてしまい、急性すい炎が起こる事があります。そしてこのすい炎はすい臓がんの発生原因のひとつとされています。すい臓から分泌されるホルモンはインスリンとグルカゴンという2種類のホルモンです。共に血糖値の調節作用があり、血糖値を下げるのがインスリン、血糖値を上げるのがグルカゴンになります。すい臓がんをはじめとしたすい臓の疾患が発症すると、これらのホルモンの分泌にも異常が起こるため、血糖値の調節が円滑に行われなくなります。これにより、糖尿病などを発症することがあります。